ユーザーを追いかけて広告を出す!リターゲティング広告の必要性

Web・デジタルプロモーション
リターゲティング広告のイメージ

リターゲティングとは

WEBサイトに訪問したことのあるユーザーに対して広告を出すことができる手法です。
サイトを離脱した後、他のサイト(Yahoo!やGoogle等の広告ネットワーク、例えばCOOKPADやアメブロ等)を見ているときに広告が表示されます。

一度はサイトにきているということは見込みの高いユーザーと考えられ、そのユーザーに対してアプローチできるというメリットがあります。

リターゲティングは何故必要か?

ユーザーが興味を示しているならリターゲティング広告をせずとも、もう一回サイトに来てアクションを起こしてもらえるのでは?とも考えられるのですが、商品を買ったりサービスを受けようとした場合、多くの人は価格や機能、サービス内容等を比較するはずです。

インターネットが無い時代は比較するのは大変な労力でしたが、今やポチポチっとPCやスマホで検索すれば簡単に情報が取得できます。少しでも安いもの、少しでも良いサービスを探して次々とサイトを渡り歩きます。

リターゲティング広告は、ユーザーが商品やサービスを検討している期間中に競合他社に気が変わらないように広告を見て思い出してもらって、もう一度サイトへ誘導することが狙いです。また似通った商品やサービスの広告を出したりすることもあります。

商品やサービスによって検討期間の長短はありますが、よっぽどのインパクトがない限りは自分の探したものを忘れてしまいます。
一度サイトに来ているから見込みが高いであろうユーザーですが、高いからといってブックマークしたり指名検索で再度自ら訪問してくる人ばかりではないため、このリターゲティング広告は有効に活用すべきと考えます。

どのようにユーザーを追いかけると効果的か?

成約に至らなかったユーザーで、特定の商品ページを見たユーザーや申込フォームへ到達したユーザー等、温度感の異なるそれぞれのユーザーだけ追いかけることができます。
また、商品やサービスの特性によって検討期間が異なるため、リターゲティング広告を表示させる期間を指定することもできます。
サイトを離脱する理由も様々なので、価格や機能訴求、他類似商品等の複数種類の広告を用意しておくことも工夫のひとつです。

このように細かな設定ができる広告だけに、最初にしっかりと仮説を立て広告設計をして、運用しながら最適化することが大切だと考えます。