自社WEBサイトのアクセス変動に早く気付く方法~WEB担当者が知っておくと便利な機能

Web・デジタルプロモーション
Googleアナリティクス

いまや殆どのホームページに導入されていると思われるアクセス解析ツールGoogleアナリティクスですが、すごいツールではあるものの、活用方法が見いだせないという悩みがあるかと思います。

企業のWEB担当者が頻度を決めて実際のデータを見ているケースもあれば、外部委託して月1回程度のレポート報告を受けているケースもあるでしょう。

ただ、特別にウェブ施策を打たない限り、ほぼ変わりないデータではないでしょうか。

しかし、何の施策をしなくても、ある日突然急激にアクセス数が変動することがあります。

その原因はいくつか考えられます。

Googleアルゴリズムの変更で検索結果に大きな変動があり、検索からの流入が増えた(または減った)。新たな競合他社が出現したり、既存の競合が施策をした。外部のサイトで紹介され、参照元からの流入が増えた。テレビで紹介され検索が増えた。SNSで話題になった等です。

特に競合他社が関係している場合はいち早く手を打たないといけません。月1回程度の確認だけでは手遅れになる場合もあります。

とは言っても、毎日毎日データを見るのは大変です。

自社ホームページの数値変動を知らせてくれるGoogleアナリティクスのカスタムアラート

あらかじめ設定した数値で変動があった場合に自動的にメールで知らせてくれる機能がカスタムアラートです。

Googleアナリティクスのカスタムアラート
カスタムアラート

例えば、1日のアクセス数(セッション)の平均値や最大値を考慮した上でアラート設定します。また、それぞれの流入元(自然検索、参照元など)で平均値を取り、20%増加した場合にアラートを受け取るという方法もあります。

この設定をしておくことで少しでも早く対策が立てられるようになります。

ネットに出ている情報をメールで受け取れるGoogleアラート

カスタムアラートで変動に気づいた後は原因を調べないと対策の立てようがありません。
アナリティクスでのデータ変動の要因を調べるために、いちいちネット検索するのは大変な作業です。

そこで役立つのがGoogleアラートです。

Googleアラート(外部サイトリンク)
https://www.google.co.jp/alerts

Googleアラート

特定のニュースや製品、自分の名前に言及しているコンテンツに関する情報をメールで受け取ることができます。

例えば、自社の社名、固有の商品やサービスの名称をあらかじめ設定しておくと、条件に一致する検索結果が見つかるたびにメールが届きます。

また、他の使い方として競合他社名や商品名を登録しておくと情報をキャッチしやすくなります。

インターネットはリアルタイムで情報が取得できるという利点があります。
Googleアナリティクスは難しそうで使いこなせないという方でも、こういったアラート機能を使うことから始めてみるのも良いかと思います。