代表取締役社長 村上 義憲の写真

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

2019年3月期における当社グループ商勢圏におきましては、昨年7月に発生した西日本豪雨による影響があったものの、個人消費などの内需は底堅く推移し、全体としては横ばいの様相となりました。広告業界におきましては、インターネット広告が5年連続の二桁成長となり、2018年の日本の総広告費は7年連続のプラス成長となりました(電通調査)。
このような環境のもと、当社グループにおきましては、「地域No.1のコミュニケーションサービスの提供」を目指し、顧客満足度の高いサービスの提供に努め、デジタルメディア提案力の強化と提供するサービスの高付加価値化を中心に取り組んでまいりました。当連結会計年度におきましては、大型国際サイクリング大会のほか、地元官公庁の観光アプリや観光サイトの制作、ホームページの多言語対応、アプリによる健康ポイント事業、地域振興イベント公式サイトの制作などを受注したものの、広告手法のデジタル領域への変化に連動した新聞広告や折込チラシなどの減少があり、当社グループの売上高につきましては減収となりました。利益面につきましては、提案型営業の推進から個々の受注案件の利益率が改善し、各利益とも増益を達成することができました。

2019年5月1日、新天皇が即位し、新しい「令和」の時代になりました。当社グループの歴史を振り返ってみますと、昭和の時代は拡大・成長を目指し、ひたすら駆け抜けた時代でありました。平成の時代は、株式上場により質的な充実と変革を遂げた時代となりました。そして、これから令和の時代に臨んでいくことになります。
広告業界も新たな時代に移り変わろうとしております。昭和50年にテレビ広告が新聞広告を上回り、今日まで広告メディアの世界をリードしてまいりましたが、今年、時代の変わり目に、インターネット広告がテレビ広告を超えてメディアの中でトップになると思われます。デジタル化の波は地方の企業や社会にも押し寄せており、全ての企業がデジタル化に対応した変化を求められております。

当社グループは、顧客の経営課題に資するマーケティングコミュニケーションの実現を目指し、活動指針を「Marketing Design(マーケティングデザイン)」と表現いたしました。これまでの「広告会社」あるいは「広告代理店」ではなく、「顧客のマーケティングをデザインする」セーラー広告グループに生まれ変わり、顧客と共に成長を目指し、明るい未来を創っていきたいと考えております。

株主の皆様におかれましては、今後とも倍旧のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 村上 義憲