Googleのツールを使ってリモートワークを快適に

Web・デジタルプロモーション

コロナ禍により、リモートワーク(テレワーク)を初めて経験した方も多いのではないでしょうか?

通勤の必要もなく、余裕をもって仕事に臨めるため効率が高まった、という方もいるかと思います。

でも一方で、直接相手に会えなくて顔色を読めない、WEB会議の事前準備が面倒、在宅だと家族との棲み分けができず困ったなど、マイナス面を聞くこともあります。筆者もこれまでに、出張中にノートパソコンとスマホでリモートワーク的な仕事の経験はありましたが、本格的な在宅勤務は初めてで、不都合を感じることもありました。

そんなコロナ禍のリモートワークを快適にするために、筆者がコロナ禍を機によく利用するようになった、Googleの3つツールをご紹介いたします。

1、Google Meet:ビデオ会議ツール

Googleが提供している「ビデオ会議ツール」です。
ビデオ会議ができるツールにはZoomやTeamsなどありますが、G Suiteを会社で利用している場合、簡単にビデオ会議が開始できるGoogle Meetがおすすめです。

ZoomやTeamsと比べると、Google Meetはシンプルな機能に限定されており、ウェビナーなどの複雑な操作を必要とするビデオ会議には正直不向きです。

ですが、在宅勤務などリモートワークで増えるのは、社内の人とのコミュニケーションであり、普段使いのカレンダーやGmailで、手軽にビデオ会議を開始できるGoogle Meetのほうが、ツールが増えるわずらわしさもなく便利です。

《おすすめポイント》

  • ブラウザで全機能が利用可能
  • Google カレンダーやGmailで会議URLを発行、招待できる
  • とにかく機能がシンプル

ちなみに、背景は「ぼかし機能」のみ対応(2020年11月4日現在)

2、Google Keep:メモツール

Googleが提供している「メモツール」です。
思いついたことをあらゆるデバイスからメモして、必要なメモにアクセスできることがGoogle Keepの魅力。

筆者が特に重宝しているのが、OCR機能(文字認識)です。WEB画面をキャプチャーしてメモすることが多いのですが、後からテキスト化して資料まとめができるなど、OCR機能は大変便利です。

《おすすめポイント》

  • メモできるフォーマットが豊富
    テキスト、リスト(ToDoリスト)、音声、手書き、キャプチャー画像 など
  • アプリで、AndroidスマホやiPhoneどれでも使える
  • OCR機能(文字認識)が便利

ちなみに、手書きメモでもOCR機能は使えます

3、スプレッドシート:表計算ソフト

Googleが提供している「表計算ソフト」です。
Excelと比べ、スプレッドシートはブラウザ上で使用するWEBアプリのため、負荷のかかる大きなデータ処理、こだわったチャートの作成などは苦手ですが、とにかくWEBとの相性が良く、データの共有性・保存性に優れています

複数人がリモートワークする場合、共同作業するシートが広く、テーマごとに随時追加できたとしたら、大変便利だと思いませんか?スプレッドシートはデータ処理やチャートを作成する表計算ソフトとしてではなく、「共有したい情報のまとめ先」として筆者はよく利用します。

《おすすめポイント》

  • インストール不要、作成したファイルの保存の必要なし
  • Excel形式のファイルをスプレッドシートで開いて編集・保存できる
  • 一つのファイルを複数人に共有、リアルタイム編集可能

ちなみに、スプレッドシートだと、1マスに複数のURLリンクが可能関数を使って生成したURLも認識してくれますので、URL管理に便利ですよ。

まとめ

GoogleのツールはWEBベースでブラウザを通じて広く利用でき、場所も端末も選ばず、共有性に優れているなど、リモートワークとの相性が良いサービスです。

いまさらGoogle!?と思われる方も多いと思いますが、ONとOFFの境目が無くなるリモートワークだからこそ、一つのプラットフォームで煩わしい切替え操作もなく、ノートパソコンやスマホなど利用環境に応じて使い分けができるGoogleのツールを利用してみてはいかがでしょうか?