レスポンス広告のコピーは当てはめるだけ「15の型」
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型を覚える
キャンペーンやセールのチラシ、バナー広告など、販売促進のコピーには
効果が実証された型があります。ジョン・ケープルズ氏の
「ザ・コピーライティング」という書籍があり、
SPの原稿を書く時によく使っています。
この本ではコピーではなく「見出し」と呼ばれています。
販売促進の表現に広告コピーのような職人芸は必要ありません。
型に当てはめて、見た人を動かすポイントが入ってくればOKです。
そういう意味で、ここでも見出しと呼びます。
書籍では35あるのですが、ボクの経験上使いやすいものをご紹介します。
効果実証済み 見出し15の型
◉新情報の見出し
1.見出しに「発表」を入れる
例)発表!ダイエットの常識を変えるオーガニックサプリ
2.見出しを「新」で始める
例)新登場!48時間連続で使えるスマホバッテリー
3.見出しを「今、さあ、ついに」で始める
例)さあ、始めよう!ウイルスを心配しない生活
4.見出しを「とうとう、いよいよ」で始める
例)いよいよ!海外で話題のコーヒー入荷しました
◉価格の見出し
5.「価格」を見出しにする
例)どれだけ食べても3,000円!新コース誕生。
6.「割引価格」をメインにする
例)サマーセール最大50%オフ!
7.「特価品」をメインにする
例)子供用デスクの在庫処分。限定10台!
8.「無料提供」をメインにする
例)ランチタイム限定。コーヒーおかわり無料!
◉キーワードを使う見出し
9.見出しを「○○する方法」にする
例)手抜きでおいしい料理をつくる方法
10.見出しに「理由、なぜ」を入れる
例)なぜ、私は何もせず10キロ痩せたのか。
11.見出しを「これ、この」から始める
例)私はこれで、タバコをやめました。
◉その他の見出し
12.読み手を試す質問を入れる
例)ご存知ですか?みんな1万円得する会員制度
13.ワードだけの見出しにする
例)今だけ!全品!半額!
14.特定の個人やグループに呼びかける
例)お葬式はどうしよう、とお悩みのあなた!
15.見出しに「数字」を入れて伝える
例)これまで12,000人の方が予約されました!
見ての通り、型を組み合わせつつ一本の見出しができます。
ポイントは「どの型が見る人を動かすか」を見極めること。
バナー広告では一つのセールで数種類当てはめて、比べてみるのもいいと思います。
この書籍は古いものですが、販売促進の原則でもあります。
週刊誌のSPA!が発行部数をV字回復させた時、表紙の特集見出しは、
多くがこの型に当てはまっていたと記憶しています。
販売促進の場合、ベタを恐れてはいけません。
これが効果を高める定石だと自信をもって提案するといいと思います。
write by
セーラー広告 企画制作局 西川 文章
プランナー/クリエイティブディレクター
地方の広告代理店でプランナーを務めて15年。
行政や民間企業のプロモーション企画をプレゼンするのがライフワーク。
とにかく「勝てる企画書」にこだわり続け、並みいる大手広告会社を
相手にしながらコンペに勝ちまくる。