顧客に選ばれるための3つのこと

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QCDを意識していますか?

クライアントが取引相手を選ぶときには、3つのポイントを見ています。品質、価格、納期。需要の3原則といわれるものです。QCDとも呼ばれます。

◉品質/提案する企画に感じられる結果への期待値

◉価格/いわゆる見積の金額=案件への投資額(安価or納得性)

◉納期/適切なプロセスで必要なタイミングで納品すること

品質と納期が同じなら、安くできるところがよい。品質と価格が同じなら、早く納品してくれるところがよい。納期と価格が同じなら、いい企画をしてくれるところがよい。という単純な話です。

3つの中で最も大切にしたいのは「納期」

顧客は3つのバランスで発注先を選んでいるので、例えば企画(実績含む)がよく、納期がそこそこなら高く売れる価値があるということでもあります。これらをバランスさせるのがプロデューサーの役割、とされていますが、多くの代理店では営業スタッフがその役割を担うこともあると思います。

大きなプロジェクトだとボクもその役割になります。品質・価格・納期すべてに口を出しジャッジします。その場合、ボクが最も大切だと考えるのは「納期」です。つまりスケジュールやプロセス管理。単に早ければよいということではなく、必要な納期に向けた行程を管理することで、「品質」「価格」によい影響をもたらそうと努めることです。

クライアントの立場で3要素を考える

判断力は経験に左右されますが、調整力は意識を持って取り組めばすぐにでも高くできます。セーラー広告の提案の原動力は、実は「納期」に責任を持つプロデュース力にあるんじゃないかと思います。

より良い品を、納得のコストで、必要な時に。クライアントの立場からこの3要素を考えてみて、競合会社のそれと比べてみることで、次なる施策の方向性が見つかるかもしれません。

 

write by
セーラー広告 企画制作局 西川 文章
プランナー/クリエイティブディレクター

地方の広告代理店でプランナーを務めて15年。
行政や民間企業のプロモーション企画をプレゼンするのがライフワーク。
とにかく「勝てる企画書」にこだわり続け、並みいる大手広告会社を
相手にしながらコンペに勝ちまくる。