キレイな企画書のつくり方

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型をつくる

企画はもちろん内容がすべてです。
でも、パッと見たときの印象や、その企画書が後で先方社内に回された時に、
完成度が高いと、活きることがあります。ちなみに、キレイというのは
ゴージャスではなく、シンプルで見やすいということです。
無意味なデザイン性は必要ありません。

ひとつ自分の型ができれば手間はかかりません。ボクの型を紹介します。

①書体を選ぶ
等幅フォントがいいとされてますが、メイリオはみんな見飽きていて、
違いがでません。ボクはヒラギノを使っています。
Windows時代は小塚シリーズを使っていました。
GoogleとAppleが共同開発したという「Noto Sans」というフォントが
無料でダウンロードできます。Macっぽい書体で、
最近のWEBフォントでよく使われています。windows版もあります。

②テキストボックスの行間はすべて「1.5」にする
これはパワーポイントの場合です。これだけでかなり変わります。

③ヨコの場合は左右はあける。タテの場合は下をあける
全体の見た目が引き締まり、めくっていくときに読みやすくなります。

④色はつけても1色(系統)
パワーポイントのカラーボックスでいうと、縦の1系統を使います。
読む側にとって色は意味があります。色つけすぎは意味不明になります。

⑤ページごとに書いている枠組みの幅を揃える
ヨコなら左右幅を揃える、タテなら左揃え。ここきっちりやっている人はすくないので、
⑤がうまくできたら差がつけられます。

事例を貼り付けておきます。

write by
セーラー広告 企画制作局 西川 文章
プランナー/クリエイティブディレクター

地方の広告代理店でプランナーを務めて15年。
行政や民間企業のプロモーション企画をプレゼンするのがライフワーク。
とにかく「勝てる企画書」にこだわり続け、並みいる大手広告会社を
相手にしながらコンペに勝ちまくる。